神奈川県や東京都を中心に、多くの不動産・建設業者様が日々、活発なビジネスを展開されています。しかし、不動産・建設業界は、他業界と比べても取引額が大きく、関係する法律も複雑です。ひとたびトラブルが発生すると、巨額の損失や企業の信用失墜に直結しかねないリスクを常に孕んでいます。
「トラブルが起きてから弁護士を探せばいい」とお考えの経営者様もいらっしゃるかもしれません。しかし、事後対応では手遅れになるケースや、解決までに多大な時間とコストがかかるケースが少なくありません。
そこで重要となるのが、弁護士との「顧問契約」です。本コラムでは、不動産・建設業における顧問契約のメリットや具体的な活用法、さらには「顧問料は無駄にならないのか?」という経営者様の本音にも切り込みながら、わかりやすく解説します。
なぜ不動産・建設業に「顧問弁護士」が必要なのか?
不動産・建設業界は、法的なリスクが非常に高い業界と言われています。その理由は主に3つあります。
1. 関係者が多く、契約関係が複雑
1つのプロジェクトに対し、施主、元請、下請、仲介業者、購入者、近隣住民など、極めて多くのステークホルダーが存在します。それぞれとの間で交わされる契約書は多岐にわたり、内容も複雑です。
2. 適用される法律の専門性が高い
民法はもちろん、宅地建物取引業法、建設業法、建築基準法、都市計画法など、専門的かつ頻繁に改正される法律への対応が求められます。
3. 金額が大きく、一度のトラブルが致命傷になり得る
工事代金の未払いや、引き渡し後の瑕疵(かし)担保責任(契約不適合責任)、境界トラブルなど、発生する問題の規模が大きく、会社の経営基盤を揺るがしかねません。
これらのリスクを日常的にコントロールし、事業を安定して継続させるためには、業界の実情を深く理解した弁護士による継続的なサポート、すなわち「顧問契約」が極めて有効な手段となります。
顧問契約の具体的なメリットと活用イメージ
では、顧問契約を結ぶと、具体的にどのようなメリットがあり、どのように弁護士を活用できるのでしょうか。実際の稼働イメージを交えてご紹介します。
1. 契約書の迅速・的確なリーガルチェック
不動産売買契約、賃貸借契約、工事請負契約など、日々多くの契約書を取り交わすかと思います。顧問弁護士がいれば、「この契約書にサインしても自社に不利な条項はないか」「法改正に対応できているか」といったチェックを、メールや電話で迅速に依頼できます。自社に有利なひな形の作成を依頼しておくことも可能です。
2. 境界問題や近隣クレームへの初期対応
建設現場での騒音・振動に対する近隣住民からのクレームや、境界をめぐる隣人とのトラブルなどが発生した際、初期段階で弁護士に相談することで、感情的な対立を防ぎ、法的な根拠に基づいた冷静な対応方針を立てることができます。
3. 工事代金・家賃の回収サポート
「元請から工事代金が支払われない」「店借人が家賃を滞納している」といった未収金問題は、資金繰りに直結します。顧問弁護士がいれば、内容証明郵便の送付や交渉など、回収に向けた手続きを速やかにスタートできます。
4. 従業員の労務管理や社内体制の整備
建設業界における「2024年問題(時間外労働の上限規制)」をはじめ、労務管理の徹底は急務です。未払い残業代請求や労働災害(労災)への対応など、社内の法務体制を整えるアドバイスを受けることができます。
【実際の稼働イメージ】
月額の顧問料の範囲内で、以下のようなやり取りが日常的に行われます。
・「今週、急ぎで確認してほしい請負契約書があるのですが、見てもらえますか?」
・「施主から仕様変更の要望があったのですが、追加費用の請求について合意書を作りたいです」
・「従業員の残業時間の計算について、法的に問題がないか確認したい」
これらを、わざわざ新規の法律相談の予約を取ることなく、電話やチャットツール、メールなどで気軽に相談できるようになります。
「顧問料は無駄じゃないか?」という疑問にお答えします
多くの経営者様が抱く本音として、「トラブルが起きなければ、毎月の顧問料は掛け捨てになってしまい、無駄ではないか」という疑問があるかと思います。確かに、何も起こらなければコストだけがかかっているように見えるかもしれません。
しかし、これは「予防医療」や「保険」と同じように考えることができます。
1. トラブルを未然に防ぐ「予防法務」の価値
大きなトラブルが1件発生した場合、その対応にかかる弁護士費用や、最悪の場合に支払う賠償金、そして何より対応に奪われる経営者様や社員の「時間と精神的労力」は計り知れません。顧問弁護士を「防波堤」として機能させることで、年間数百万円、数千万円規模の損失リスクを回避していると言えます。
2. 「いつでも相談できる」という安心感とスピード
いざトラブルが発生してから一から弁護士を探し、業界の仕組みや自社のビジネスモデルを説明していては、対応が後手に回ります。自社の事業内容や過去の経緯を理解している顧問弁護士であれば、電話一本で状況を把握し、即座に最適なアドバイスを提供できます。この「スピード」こそが、致命傷を避ける最大の武器になります。
3. 企業の社会的信用の向上
ホームページや名刺、パンフレット等に「顧問弁護士:弁護士法人エースパートナー法律事務所」と記載できることは、取引先や顧客、金融機関に対する大きな信用材料となります。「コンプライアンス(法令遵守)を重視している企業」という姿勢を示すことで、悪質なクレーマーや不当な要求を牽制する効果も期待できます。
神奈川・東京の不動産・建設業に強い「弁護士法人エースパートナー法律事務所」
弁護士法人エースパートナー法律事務所(代表弁護士:阿野順一)は、神奈川県および東京都を中心に、不動産業・建設業の顧問業務に深く注力しております。
当事務所が選ばれるのには、以下の理由があります。
・業界特有の商習慣や専門用語への深い理解
不動産・建設業界には、独特の商習慣や専門用語、現場のルールが存在します。これらを一から説明する必要がなく、スムーズに本質的な議論ができるため、スピーディーな解決へと導くことが可能です。
・フットワークの軽さと柔軟な相談体制
神奈川・東京エリアに密着し、チャットツールやオンライン会議などを活用した迅速なコミュニケーションを心がけています。経営者様の「今、聞きたい」に寄り添います。
・トラブル予防から紛争解決、労務管理までワンストップ対応
契約書の作成・チェックといった予防法務から、万が一裁判になってしまった場合の訴訟対応、さらには社内の労務問題まで、総合的なサポートを提供いたします。
まとめ
不動産・建設業における顧問弁護士は、単なる「トラブル処理係」ではありません。企業の成長を支え、リスクをコントロールするための「ビジネスパートナー」です。
「うちの規模でも顧問契約が必要だろうか」「まずは具体的な費用感や、どのような相談ができるのか知りたい」という経営者様も、どうぞお気軽にご相談ください。貴社の事業規模やニーズに合わせた最適な顧問プランをご提案いたします。
弁護士法人エースパートナー法律事務所は、神奈川・東京の不動産・建設業者様が安心して本業に専念できるよう、法務のプロフェッショナルとして全力でバックアップいたします。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の事案については弁護士にご相談ください。
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